いつもありがとうございます。
ビーエー商事有限会社の中の人です。
今回弊社ホームページ上にて初のブログを投稿致します。
実はホームページ上にてご紹介しております事業と並行して、いろんな事を行っています。
弊社の提案する食品改良剤を用いたパン作りなどもその一つで、パン職人の先生をお招きして数々のパンを試作しております。
今回はオーソドックスな丸パンや、米粉のみで作った食パン、また冷凍耐性の強いパンなど試作の様子をご紹介したいと思います。
まずは材料の攪拌から
作るパンに合わせて、いろんな小麦粉を使います。写真のはその一つです。
砂糖や塩、粉ミルク、イーストまたは天然酵母、油脂成分等と一緒に弊社提供の食品改良素材も入ります。
どんな特性を持ったパンを作るのかは、この材料の組み合わせで決まります。
少々年季の入った撹拌機ではありますが、パンの先生曰く小型でアナログな機械の方が使いやすいとの事!
ちゃんと安全カバーを締めたら動くようになっています。
中では攪拌棒?がぐりぐり回転し続けるので安全第一で作業を進めます。
一次発酵
捏ねたパン生地はまず発酵させます。
この時約40℃の温度を一定に保つ必要性から、ホイロという保温機に一定時間保管します。
この時、元の生地と比較して倍近くに膨らむのが面白い所!
イースト菌や天然酵母など酵母菌の活動を活発にしてやると、これらの菌が糖質を分解し、炭酸ガスが発生する為、パンの生地が大きく膨らむんですね!
パンの中ににあるスポンジ状の穴は、このガスによって形成されるわけですね!
生地の成形
一次発酵を経た後、パン生地を設定した重量にカットして、成形していきます。
天秤式の計りは慣れないと扱いは難しいのですが、先生は速攻でカット・調整していきます!さすが!!
私も少しやってみましたが、全然重量が合わず千切っては乗せ、千切っては乗せの繰り返しで作業が進みませんでした💦
もたついてるうちにも生地は発酵が進んでいくので手早さは非常に重要なのです!
カットしたパン生地はすぐに成形されます。
ここでも手早さが求められる工程で、成形に手間取りモタモタしてると生地が傷み、焼き上がりの見た目や食感にも影響してしまいます。
丸めて終わる物やコッペパン型にしたり、伸ばしてロールパンにするものなど、この工程でパンの形が作られていきます。
食パンならロール状にしたものを型に2~3個入れていきます。
二次発酵
成形後は生地を再び発酵させます。この工程を二次発酵と言います。
焼成前の最終的な発酵を促し、良く膨らんだ美味しいパン生地になります。
写真は膨らみにくい米粉のパンなのですが、しっかり発酵が進み膨らんでいくのが分かると思います。弊社の天然成分由来の製剤を上手に使うことで、米粉パンも良く膨らんでいます!
もちろん小麦粉のパンも、二次発酵でパンパンに膨らませた後、焼成の工程に入ります。
焼成工程
某アンパンのヒーローの顔が焼けて、パン職人のおじさんが窯から取り出すシーンは皆様どこかで見た覚えがある光景ではないかと思います。
パン焼きというくらいですので、この焼成工程こそパン作りの一番盛り上がる工程ですよね~!
焼き上がるにつれて香ってくる、香ばしい香りはお口がジュルリとなります🤤
実は焼成工程においてもパンは膨らみます。
難しいのは加熱→膨張の過程でパンがひび割れて締まったり、逆に思ったより膨らまなかったり・・・
パン生地の構成成分や、水分量、酵母菌の種類や発酵温度・時間などなど様々な要因でパンの出来が変化します。
パン作りとは実に奥が深い…💦
焼き上がったパンは冷却して保存可能な状態になります。
もちろん焼き立てアツアツの方がサクサク・フワフワして非常に美味しいのですが、
それはすぐに食べる時だけの話。
熱いうちは湯気が出るので(先生は「パンが汗かいとる」なんて言ったりしておられました💦)、
袋に入れるとパンの表面が濡れて柔くなったり、カビの原因にもなりますので、販売や贈答等人様に渡す時にはしっかり冷却して、汗を欠かせない様に処置することが大切です。
持ち帰りハンバーガーにして食べてみました
当記事にてご紹介致しましたパンは全て試作の為、関係者で持ち帰り味見・冷凍保管の検証・生産販売のサンプル等様々に利用しているのですが、上の写真は私が丸パンをハンバーガーにして食べた時の物です。
焼成後持ち帰ったパンを自宅冷凍庫に保管し、2週間ほど経過した物を使いました。
レンジで解凍後、半分に開いて、トースターで3~5分程度焼いた所表面はパリパリで、中はフワフワのまるで焼き立てのような食感のバンズになりました!
挟んだ具材は薄い牛肉を焼いた物と、レタスなどのサラダにマヨネーズを掛けただけのシンプルな物でしたが、とても美味しい一品で大満足でした😋
最後に
ここまでお読みくださり誠にありがとうございました。
当ブログは弊社の活動の一端を皆様に知って頂きたくて執筆致しております。
安心・安全かつ冷凍保存や米粉のみを用いた食パン等、弊社のご提案する商品開発の一例としてご紹介させて頂きました。
上記写真をご覧頂ければ、米粉のみを使用して焼いた食パンも上手く膨らんでいるのが確認できることと存じます。
グルテンを含まない米粉でも膨らませる事にも、冷凍耐性を付け保存性を向上したパンなど、弊社の食品改良剤はお役に立てることと存じます。
※当記事の工場では小麦粉を用いた製品を生産している為、上記米粉パンはグルテンフリーではございません。
不定期ではございますが、今後もブログのアップを続けて参りたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
もし、当記事をご拝読頂き、ご感想・お問い合わせ等ございましたら、下記のボタンよりお問い合わせ下さいます様、宜しくお願い申し上げます。
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