すり身揚げを作ってみました

以前当ブログにて紹介した【パンガシウスすり身で蒲鉾を試作をしております】の記事に続きまして、
パンガシウスすり身を使った揚物を作ってみたのでご紹介致します。

パンガシウスすり身ゲル強度800-600を使用!

業務用原料すり身サンプル1㎏ブロック。

 今回はパンガシウスすり身のゲル強度800-600を使用!
ゲル強度800-600という数値以の伸びの良さがあり、実際に採用頂いている蒲鉾企業様も居られます。
 海洋魚すり身は天然資源の為、生産量は自然任せな所があり、外国との取り合いになっておりますが、パンガシウスすり身はベトナムで年間200万t以上※生産の養殖パンガシウスを使っている為、資源枯渇の心配は少なく安定した生産を見込めるのが強みです。
白度も高く上記原料すり身画像のイメージよりも白いすり身が出来上がります。

※2020~2022年はコロナ禍の影響で従業員が集まらない為生産調整せざるを得ず、年間生産量は150万t以下にまで落ち込みましたが、現在は急速に生産量を戻しているそうです💦

擂潰工程

<主な材料>

すり身水&氷食塩 澱粉 砂糖 みりんだしの素
200g150g4.0g20.0g2.0g4.0g4.0g

今試作でも前回蒲鉾試作と同様に家庭用フードプロセッサーを使い、
粗摺り→塩摺り→材料投入→攪拌出来たら摺り上がり!の手順で作業を進めました。
蒲鉾試作との違いは摺り上がったすり身を低温加熱したり高温で蒸したりせず、そのまま油にドボンするだけという事!
工程が少ない分簡単ですり身の種さえ作れれば、一般のご家庭でも割と簡単に作れたりします。
ちなみに材料の比率は割と適当です。お好みで変えて貰って大丈夫です。

成形

ブログを更新してちょっとだけすり身を練っている動画を入れてみました。
練り込むほどにフワフワ感が増して伸びていきます。

摺りあがったすり身の種をお好みの形に成形します。
平天にしたり棒状にしたり、コーンや枝豆を入れても美味しいですよね!
今回は市販の餃子をすり身で包んだりもしてみました!
私は専用の付包丁(カマボコ包丁)など持っておりませんので、ケーキ作りに使う100均で購入したスパチュラを使いました。画像に映ってるのがそれです。
やってみるとなかなか難しく、すり身が手に付いたりまな板に引っ付いたりして形が崩れたりもしました(笑)

揚げる

揚げている時は爆発しそうなくらい膨れます!!目を離さないようご注意下さい。

成形したすり身はすぐに油で揚げます!
すり身中に存在する空気が加熱されパンパンに膨らみます!
ほっとくと割けて破れたり、パンっ!て跳ねたりします。
危ないので油の温度が上がりすぎないようご注意下さい。

適当に火が通ったらバットやお皿に上げます。
パンパンだったすり身が冷えるとシュルシュルと縮んでいくのが面白いです。
揚げたてはフワフワで、冷える程にプリっとした食感が楽しめる一品になりました。
蒸しカマボコと違い短時間で出来るのでお手軽で、かつ香ばしく揚げられたすり身はとても美味しかったです。
本当に真っ白で美味しそうなすり身にジューシーな餃子の組み合わせはご飯のおかずでも、ビールのお供にも最適な一品と断言出来ます。

本当は上記画像にすり身包み揚げ餃子の断面を貼ってお見せしたかったのですが、食べかけの画像しかなかったので割愛致します💦
<2023/11/6更新>
コーン入りのすり身揚げの写真を追加しました。
プチプチしたコーンとフワフワプリプリのすり身の食感がたまらなく美味しい一品でした。
黄色いコーンがパンガシウスすり身の白さを際立たせます。

ご挨拶

最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
今回原料すり身を摺り上げてからの揚物を試作し、家に持ち帰って試食しましたが家族にも好評でまた作ってね❤とお願いされてしまいました(笑)
やはり揚げたてのすり身の風味や食感が良かったんでしょう!
使い勝手の良いパンガシウスすり身と色々な具材と絡めて今後も試作をしてみたいと思います。

当記事にて紹介致しましたパンガシウスすり身は、弊社が販売窓口を務めさせて頂いておりますので、
是非お気軽にお問い合わせください。

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